【絹糸を撚って作ったコードブレスレット】
日本刺繍で使用される絹糸は、何本もの糸を撚る(よる)ところから始まります。
同じ糸でも、撚った糸とそうでない糸では、出来上がった時の見た目の艶や色味も変わってきます。
撚る作業によりコットンやポリエステルの糸にはない艶が出て、より高級感のある繊細な仕上がりとなります。

 

 

まずはフック部分に釜糸(拠りがかかっていない絹糸10本の束)をかけて、
右側の糸を口で固定し、左側の糸を上から下に撚りをかけていきます。
次に左右持ち替えて、右側の糸にも同様に撚りをかけます。
*左右同じ撚りの強さにするのがポイントです。

 


最後に2本の先端を合わせ、下から上に撚りをかけて撚り糸の完成です。

 


手前が撚り糸、奥が釜糸

 

撚った糸を使って、マクラメ編みという技法で天然石を編み込んでいきます。